犬山労山マップの歴史と大切にしてきていること
1984年10月、6名の連名で次の「犬山勤労者山の会“マップ”(仮称)の結成と参加の呼びかけ」を行いました。
からだと心をきたえよう! 登山を多くの人々の喜びに! 安く、楽しく、安全な登山を! などを合い言葉に“労山運動”が始められてから20数年たち、全国各地で働くものの登山運動として着実に発展してきています。この尾北の地、犬山の地にも多くの人たちの要望に応えられる「山の会」があったら・・・という願いがかねてより強くありました。
過日(10/10)私達は甲斐駒ヶ岳登山を共にしました。このなかで山のすばらしさ、登山の喜びをそれぞれ確かめました。そして、登山を続ける為に私達で「山の会」を呼びかけ、全国の労山の仲間と連帯した登山運動を始めることを決意しました。ここに、犬山勤労者山の会“マップ”(仮称)の結成を呼びかけるものです。あなたのご賛同とご参加を期待しています。
こうして、11月18日に10数名の結成総会で「犬山勤労者山の会“マップ”」(略称)「犬山労山 ”マップ”」を結成。11月25日には小雪が舞う木曽駒ヶ岳で会誕生記念登山を行うことができました。
1.会員募集公開山行と市民登山教室
マップ結成の翌年度から前夜発日帰り八ヶ岳登山、その後は1泊2日を軸とした「会員募集公開登山」を長年にわたり実施し続けました。会の状況に応じ日帰りの「会員募集公開登山」も実施。また、会分裂(4.参照)を体験した翌年の2017年から7年間にわたり「連続市民登山教室」も実施。この教室では「机上ABC」の3課、「実技ABC」の3課、ステップアップ終了講座を展開しました。
2025年からは3つの山行企画部が計画した3つの公開登山に会を上げて取り組み、登山教室的な説明会も実施する形態になっています。
これらの取り組みの根底には、「安全登山の実践」を自ら取り組むと同時に、その普及を広範な登山愛好家や市民へ! の思いがありました。この取り組みで常に新会員を迎えてきました。
今後も「会員募集公開登山」や「登山教室」ではこの思いを大切にします。
2.会員の要望に応えることと安全登山の同時追求
会は会員・数十名規模の運営が多い年月でしたが、いつも会員の要望に応えながら安全登山を追求してきました。山行企画部は会結成後じきに複数となり、最大で5つ(百名山企画部、沢と山スキー部など)、現在は3つ(軽山行部、花とスポーツ部、アルパイン部)です。
同時に、「行きたい山と行ける山は違うよ」として、新会員担当部や学習教育部の活動も重視しています。この2つの部も独自に山行・トレーニング・学習なども企画実践しています。
3.会結成○○周年毎の記念行事
会結成5周年の記念パーティの開催をはじめ、5年毎に特別予算も使い記念行事(○○周年記念パーティは毎回開催。記念講演会も開催したことも多い。)を開催してきました。加えて、
10周年では記念誌(B5×156ページ)と歌集(B5×31ページ)も発行。
15周年では「犬山から、いとしき山々へ」記念誌(B5×112ページ)も発行。
20周年では南アルプス全山縦走と海外登山も実行し、記念誌(B5×137ページ)も発行。
25周年では後立山全山縦走と記念誌(B5×65ページ)の発行。
30周年では白山山系全山縦走と記念誌(B5×130ページ)の発行。
35周年は記念講演会の開催にとどまる。
40周年は記念講演会、記念誌(A4×32ページ)の発行。
現在、会創立45周年を視野に入れた活動を計画し始めました。
4.会の原点を再確認して、仲間を大切に
会創立35周年前後は数年間にわたり入会者がほぼゼロが続くなど、会の運営において困難がありました。2016年4月の総会で規約改正(この時は賛成多数で)により、「犬山労山マップ会員」と「犬山マップ会員」が同居する会となりましたが、会員数は更に減少しました。
その後、多くの話し合いや努力の積み重ねの中で、同年9月に臨時総会を開催し、全員一致で同居は解消する現在の規約再確立となりました。
こうした経験のなかで、会の中では互いにリスペクトし合い、仲間を大切にする会風が生まれ、会員数50名前後の会に育ってきました。今後も、「山仲間が私達の宝」と胸を張って言える会づくりを続けていきます。
会結成の呼びかけ時から、犬山市以外の人達も視野に入れた活動をしてきました。
2026年3月1日現在、会員数51名、犬山市内26名、市外は近隣市町をはじめ13自治体25名です。
5.毎月発行の機関誌と会事務所がいい。
会結成直後から会と会員のパイプ役としての機関誌を毎月発行し、現在はA4版で平均21,9ページのものが歴史を刻み続けています。機関誌は創立時からのものが全て保存されています。会事務所は一年ほどして借りることができ、3回の引っ越し後、現在に至っています。
会山行を計画した場合、管理No.を取り、山行を実施した場合は報告書を提出します。会には創立時からの計画書と報告書が管理No.を付してほぼ全て保存されています。
これらも「誇れる会の財産」です。
2026年3月1日
2025年度運営委員会 会副会長 岡 覚 (文責)